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Tour Report - Chicago-
Surprise in Chicago
Date:2000-Sep-21
Author:リトル★ダック


9月9日

初めての個人旅行でホテルもインターネットで予約するなどの私にとっては 冒険ものでシカゴのHouse of Bluesで行われる予定のDogstarのコンサートのために 日本を旅立ちました。9月半ばに旅立ったせいか、飛行機はまばらで、ツアー旅行 では考えられないほどゆったりとした旅になりました。到着はシカゴで1時。日本だと 真夜中の4時くらいの時間でした。だいたいのところは調べてあったのですが、今日 とまるはずの空港内にあるはずのホテルは見えるのですが、横断がまったくできない。 ようやく横断歩道を探して、車にひかれそうになりながら、たどり着きました。 でも、実は地下から直通の入り口があったのでした。「なんだすごく便利!!」という ことで初日早々から、なんとなくHAPPYな気分になりました。 なんといっても★★★★はちがいます。で空港内にあるBlue Lineからダウンタウン内 に出動!!そこで、ちょいとトラブル。5ドルの1日(24時間)のり放題のクーポンを買うために 10ドルを入れたら、おつりがこない。係の人に言わせると「出てこないんだ〜」とのこと。

#...んなアホな。この国は自販機さえもチップを要求するのでしょうか。(^^;。

あとから来た人に1枚譲って、市内に出る。今日の目的はシカゴ美術館に行ってスーラの 「日曜日のla Grande Jatte」を見にいきました。点数が多くてけっこう大感激。ただ、 もう閉まる時間に行ったので、印象派の部屋だけを見て帰ってきましたが。。。。エル=グレコ の部屋に行ったときにはもう人気がなく、恐ろしいだけでした。 ラッキーだったのはロゼッティの「祝福されしベアトリス」の2バージョンのうちのひとつ があったことです。これはロゼッティが自分の妻がなくなったときにその妻の面影を描いたものですが その後期のバージョンのダンテの「新生」をテーマにした絵のバージョンがありました。

その後、シカゴ市内をチェックしている最中に私よりも後に来た旅行者の方から道を 聞かれてしまいました〜(^^;。外国人でカメラ持って歩いている人間がんな道を知るわけないじゃ ないか〜。あとつかまったのは、「今、職なしで家族も大変なんだ」という人にずっと話し掛けられ 思わず、大阪の引っかけ橋を思い出しながら、かわして帰ってきました。でも初めての土地で 道を聞かれるなんて。。。こんなことは私にとっては実はラッキーのきざしなんです。 日本から道祖神様がついてきてくださったのでしょうか。。。そんなことを考えながら ダウンタウンからホテルに帰ってまいりました。

ホテルに帰りインターネットTVなるサービスを発見。キーボードだけがデスクにあり、 どうやって差し込むのか考えましたが、テレビをつけたら一目瞭然。でもキーボードをテレビ の前まで持って行って左手で支えて右手だけで入力する必要があって、すごく打ちにくい んですよね。「シフトキーが押せない〜〜」とばたばたしながら、Breeze Boardにメッセージ を入力しました。あちらのDogstarのボードでは「キアヌはインターネットをしない」説が 定着していますが、こんなに簡単にアクセスできるのでますし、いまや小学生でもやって いるものをやっていないわけは絶対ないと確信をしたのでありました。 その夜遅くようやく友人との連絡がつき、翌日午後の待ち合わせ場所を決めることができました。

9月10日

翌朝、寝たのが遅い割には6時半くらいに目覚めてしまい、時間を持て余してしまいました。 最近、Caを積極的にとって短い間でも睡眠がとれるようにしていたのが良かったようです。 (ちなみに私のよく行くコンビニではCa強化ヨーグルトを最近たくさん仕入れてくれるように なりました。(爆))で、またインターネット。本当に便利でしたよ。自分に届いたメッセージ が全部見れましたし。ただ仕事のメールも入っていたらどうしようなんて思いましたが、 日本語が見れなかったので助かりました(^^;。 その朝は空港内には何もお店はなかったので、ルームサービスでお食事初体験。わ〜リッチ>自分。 その日の午前中はシカゴのダウンタウンを見てまわり、フィルムが終わったのでAdams Streetにある Drag Storeにて現像に出しに行きました。さあ、約束の2時と思ってさっき、依頼したDrag Storに 行こうとすると、近いと思っていた道がなんと遠い。。。。まだ、そのDragStoreでは長蛇の待ち行列。 また私は並ぶところを間違えてしまっていたという。。。さあ、約束の2時5分前なのに、私はまだ Adams Street待ち合わせはWabash Ave.....ネオのようにダッシュ〜〜とすると各ストリートに信号 がありましてことごとくひっかかってしまいました(^^;。が15分かかるところを10分でたどりつき、 2時5分海外でのはじめての待ち合わせはなんと遅刻に終わったのでありました。 彼女の家には総勢私を含めて8名ほどのキアヌファンが集まり、私が日本から持っていったビデオを 持っていったり、キアヌ談義、猫談義をしていました。その中で最近のハードボールのインタビューを 見せてもらいました。かなりやせてひげもないキアヌはまるで20代の青年そのもの!ひととおりの インタビューに答えて、「シカゴの印象は?」と聞かれて「It's guiltful(ちなみにこんな単語はありません)」 なんて答えて、周りのシカゴのファンに「guiltful(犯罪がいっぱい)だってさぁ〜〜」なんて大笑いされておりました。

おいおい。。。。(^^;。

ハードボールのエキストラで行った一人の友人からハードボールの撮影中の話を聞きましたら、 撮影の最中は本当に真剣(シリアス)そのもので、合間はまったく話さず本人はぷかぷかと煙草を吹かしながら、 何も言わず座ったきり。その中をメイクの人がメイク直しをして。。という感じだったそうです。 なんか「フィーリングミネソタ」の後から煙草がひどくなったらしいです。お好みは「Marbollo」。 アメリカでは日本とはちがって(というか大阪は煙草のマナーも悪いですが)かなり嫌煙国。なんか そういうところもファンにとっては嫌な一面みたいです。 日本からはこの6月の来日時のビデオを持っていったのですが、 奈美悦子と「ワンダフル」の「上を向いて歩こう」を歌った彼女にあちらの友達は大爆笑!!!。 日本ではキアヌってご機嫌なんだぁとあちらは感激しておりました。

その後シカゴのIMAXシアターでマトリックスを見に行こうということで見に行きました。 まるでプラネタリウムのような大スクリーンにマトリックス。かの銃撃戦は大迫力!!!って感じでした。 で日本とちがってどこが受けたかというと、それはオラクルとの対話のシーン。

オラクル:I can see why she likes you(彼女が好きになる理由がわかったわ)
ネオ:Who ?(え?)
オラクル:Not too bright,though(ちょっと鈍いけど)

この瞬間、場内大爆笑!。「ここってキアヌの素なんだわ」と再確認(^^)。

あともうひとつの意外なところが次のところです。

ネオ:Can you fly that thing?
トリニティ:Not Yet.
ここでも大爆笑!よく考えてみればNot Yetの字幕は「ちょっと待って」でしたが、 オリジナルは「今はできないわ」ですもんね〜。また皆様も見てみてくださいね。

またチェーンリアクションのときにキアヌが泊まっていた豪華ホテルfour seasonsも見せてもらいましたが、 ホテルといってもこのクラスのホテル。ハリウッドスターってすごい。。。。いや本当に!!!

9月11日

その朝、しっかり食べるべくまたホテルのルームサービスを利用。それがオートミールを頼んだつもりが パンケーキに変身しており、どっちでも良かったのでそれにしましたが、ボリュームがありすぎて、結局 それだけで1日事足りてしまうほどだったのでした。

午前 8時
で、カメラ、チケットとアメリカのファンと仲良くなるべく日本のBSの写真を持っていざ出発。 House of Bluesにつくと正面には誰もいない、そんなはずはないだろうということで、裏口に回ると、 いたいた総勢7名のキアヌファンが並んでおり、私の隣はメキシコから来た23歳のマルガリット。

午前 8時30分
"Live at WTMX" Morning Showが始まり、なんとなく眠そうなブレットの「Cornerstore」が流れる。 突然、ラジオ局に電話をしたら、キアヌと話せるってんで、周りは大騒ぎ。マイアミからきた アンジェラがジュリに電話を渡し、かけるとなんとラジオ局にいっぱつでつながったみたいです。 ジュリは「今、House of Bluesの前よ。今は14人くらい。日本から来た女の子(私のこと)もいるんだよね〜」 なんてことをラジオ局の人と話している。一度このラジオショーの録音したやつを聞いてみたい と思っているのですが。で、「あなたの特徴は?」「黒よ黒、BLACK」なんていって彼女ははしゃいで いました。「キアヌはなっていってた?」と聞かれると「Thanksだけ」だったそうですが、彼女本当にうれしそうでした。 で、じゃあ並んでいる人、みんなで声をかけましょう!てんで、1の2の3で「ハイ!」って。 「きっと彼らチェックしにくるわよ」なんてことを話あっていました。

午前9時30分
私の友達がようやくやってきました。大きな折り畳みイスを抱えて。彼女のスペースだけ、なんか バカンスモードでした。本当に大好きよT!!。 午後12時
Eric and Kathy from Mix 101.9のラジオのパーソナリティ の人がなんと私達に21個分チーズバーガーを買ってもってきてくれました。日本ではあまり考えられないですよね。私も もらいましたが、こういうときの人の親切というのは本当にうれしいものです。きっと先ほどのJuliの電話で来て もらえたみたいです。どんどん長くなる列にラジオ局の人がひっきりなしに見にきました。そこで知合ったアンジェラと ちょいと話をしましたが、私のBSの写真を見せるととてもヘルシーなのに びっくりしていました。USの今年のツアーに2回行ったらしいのですが、どの公演でもすごく顔色が悪かったそうです。 また彼女はロスのKey Clubで日本人を15人に会ったと言っていました。これを読んでいる方でどなたかは あったことがあるのでしょうか? 午後14時
ここでチケットを配ってもらえました。ただ日本の整理券みたいにそこでハイさよならというわけではなく 友達の分の整理券を取る人もいてなんとなく並びの感じがシリアスになってきていました。

午後15時
くらいに天候が思わしくなくなり、総勢House of Bluesの中へ。また冷房嫌いな私には地獄の空間でした(^^;)。

午後16時半
恐らく、この時点でDogstarが到着したのではないかと思いますが、急遽ご連絡。「公演終了後 CDを買ってください。外で彼らがサイン会をやります」という意味だったのですが、公演後、 彼らがサイン会をするというのが信じられなくて、係の人が「Autographed CD が外で売られる」 という意味に私はとってしまいましたが、本当に積極的にプロモートしているんだと思いました。 結局CDは買いましたが。

午後17時くらい
彼らのサウンドチェックの音が聞こえてきました。そばにいたロザンナから「日本とどう?」と 聞かれて、「ぜんぜんダメ」と答えていた私。そのときの私の耳には朝の「CornerStore」のメロディー が再度思い出され、「大丈夫なんかいな.....(^^;」という不安がつきまとったのでありました。

午後17時30分
ようやく会場にはいることはできたものの、なんと小さいステージ。House of BLUESですから やっぱりBLUES用かな。。。という感じでした。また両サイドにからはかなり後ろではないと Dogの3人は見えなさそうでした。私はブレットの前に行きたかったので、一番右のスピーカー のすぐ側に陣取りました。私のすぐ上にはテレビのモニターがあり、私の周りにはけっこうスペース がありました。そこで出会ったのがジャビーさん。まるでバニーのようにスタイル抜群ですが ジンかラムかでできあがっていて私に「日本人?なんで日本からきたの?」といわれ「To see Dogstar」 と答えると「ああキアヌを見にね」(でもその場所からはたった3メートル先にいるのですが とうていキアヌは見えなかったのですが。。。)なんて言っていました。 でもとっても楽しい人で、ダンスなんか教えてもらいました。きっとこのクラブの常連の 人ではないかと思います。

午後18時
Eric and Kathy from Mix 101.9のEricさんが 登場し、Dogstarを紹介、日本を出てから髪を切っていないのか、髪がのびたブレット(ちょいと太った?) とキアヌ、ロブがご入場。キアヌはちらと観客席を見て自分のポジションへ。 さて、始まりはお決まりの「Alarming」。今回は大阪のノリ(実は横浜よりもグレードアップしているのです) でいくことを決心していたので、ブレットのギターで拍子をとりロブのドラムと同時に「Hey」と掛け声。 その瞬間に彼ら、日本のノリのことを思い出してくれたみたいで、その後にキアヌのベースが入りますが、 私の掛け声とともにベースがPOPしながら、私の後ろの観客も一緒にのっていきました。私はこの曲は CDの出来はあまりいいとは思っていないのですが、 アメリカで新しい境地を開いたという感じでした。 ブレットはリズムセクションと観客がすごくのっているので、 なんか呼吸を間違えたか、気持ちがいっぱいになったか、一箇所声がかすれる部分もありました。 本当ににすごいのりでした〜。私のところからDrummerとSamがよく見えましたが、Drummerはびっくりして 口をあけているし、Samは腕組みをしながら「ウンウン」と頷きながら聞いていました。その様子から 今回はアメリカでもかなりできがいいライブだったようです。

Slipping Town(たぶん)が終わったときにブレットが「今日のシカゴのお客さんはとてものりがよくて〜」 なんて言い出そうとするとさっきのジャビーさんが「あんた日本でしょう?日本のこの子が最初にはじめたんでしょう。 It's Japa-----n Japa---n」なんていうものですからブレットは苦笑いしてあきらめたように 「彼女は日本の友達です。」で私の方を指差し頭を振りながら「信じられないよ!君がここにいるなんて」 というと、横からキアヌが「Have a nice Day!」と叫んでくれました。私も「Thank you very much!」と叫び返すと 後ろの観客がドッと引いていました(^^;。私の位置から少し下がればキアヌがよく見える位置でした。 そこの女の子はキアヌが演奏中笑うたびにすごい歓声だったので、たった3m先ですごく喜んで くれているなぁと確信しておりました。曲目は次の通り。
  1. Alarming
  2. Slipping Town
  3. Cornerstore
  4. Enemies
  5. Superstar
  6. Stagger
  7. Halo
  8. Swim
  9. Blown Away
  10. You World
  11. Denial


ただ不思議なのはアンコールではWashingtonがくるかと思ったのですが、You Worldと そして2曲目(たぶんこれもイレギュラーだったと思うのですが)Denial。You Worldは アメリカの観客は知らないのでのっているのは私とDogだけというとんでもない状態に なってしまいました。またイレギュラーだったというのがわかっていたのがブレットが 歌詞を間違えてShow me ♪となるところをHold me --♪と取り違えて歌っていて、 あ、間違えたなぁと思いつつ、あのいつもののりで、叫んでいました。Kiss meと叫んだ ときはスピーカーの後ろで笑いがもれたような。。。。というのは 周りの歓声でわかったことですが。(歌の世界だってばよ!!) で、その後、キアヌがブレットに何か相談をしてブレットは「ええええ〜〜!」という顔 していました。で、しばらくのアンサンブルと音合わせの後、コーラスの数も その時に初めて打ち合わせていたみたいで、そのアンサンブルのあとDeanialの聞きなれたオープニング。

私については最後のDenailは大阪で不完全だったノリをパーフェクトにしていたので(^^)v、 私は私の世界。。。DogはDogの世界。になっていました。観客はというとそのときは私の周りも VIPの人もSURPRISE状態でありました。世界のChicago Sun Timesにも1行書かれてしまい(もちろん 彼ら私の名前は知りませんが)ました。「なぜ来たのか理由はわからないが」→なんか失礼ですよね〜(^^A。 最後はキアヌも観客を見据えてクールな感じで低い声で"Thanks!"この声の感じで「僕達の音楽 わかったでしょ?」ということが読み取れました。 ロブは何か言おうとしましたが結局言いませんでした。

ライブが終わると私の周りの人は「よかったね、ラッキーだね」「あんたはNO.1ガールよ」と 言いつつ励ましてくれました。あるライブの関係の人からは「明日、ここでまたコンサートあるから ぜひ来なさい」と言ってくれました。友人からは「キアヌがあんなに笑っているのは初めて見た」 といっていました。

周りの人は「キアヌと写真が撮れるね」といってくれたのですが、実際の今、私の手元に なぜかケースにサインされたCDがあるばかり。。。これも実は 彼らのすばらしいお人柄を表すことでもあり笑話でもあるんですが、これはまたプライベート でお会いしたときにお話します。

最後に彼に「日本にまた来てね!」というときっちりこちらの目を見据えて「Yes!」としっかり 答えてくれました。また「ノリ」を研究しましょう!!ではでは(^^)。
Keanu sighting
Sun Times
Date:15th Sept


eatery Topo Gigioで何杯かのワインと太刀魚の料理の後、赤と黒のバイクで出て行くのが目撃された。

俳優のキアヌ=リーブスが土曜日サザビーのモーターサイクルセールでSteve McQueenの有名のバイクに興味があるということが伝えられた。(掲示板の発言からすると手に入れたみたいです。)


Sun Times
Date:13th Sept


House Of Blueseのショーの後、20名のDogstarのメンバーがhot-hot Wicker Park eatery MOD に入ってキアヌ がテーブルの下を4歳児の子供のようにハイハイして歩いてMODのスタッフを喜ばせたようです。

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