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Wall of Sound: Sound Off - Dogstar (07-15-2000)
Transcript from http://wallofsound.go.com/features/dogstar_soundoff.html

何回も何回も言っているよね。「キアヌはDogstarの単なるメンバーではないの?(リピート)」 それはある意味であたっているし、また別の意味でははずれだ。Dogstarは3人?そう、それだ。 「ビルとテッドの大冒険」と「マトリックス」に出演したキアヌがボーカル兼ギタリストのブレットと ドラマーのロブとで組んでいるバンドだ。そしてもう一度彼らはスポットライトが輝く場に踊り出た。 類まれなキアヌのキャリアのおかげで彼らは恐らくずっとステージで活躍し続けるだろう。 Dogstarは挑戦的だ。1996年、海外でのみ発売された"Our Little Visionary"以後、ようやくUSで最初のアルバム"Happy Ending" を出した。そしてそして彼らはをそのアルバムを売り出すためにハリウッドスターで観客をライブハウスにつりあげた。 その音楽の源はリードボーカルであり書き手でもあるブレットの強いパーソナリティからくるものだろう。 失恋の歌が多いが涙もろい決り文句でせつせつと歌い上げている。また彼らはカーペンターズの 現代のロックの金字塔「スーパースター」をカバーしている。世界は恐らくそのベースプレイヤーに 注目するだろうが、もしDogstarがバンドとしてこの認識から逃れられるとすれば、実際この"Happy Ending"プロジェクトの成功だろう。

USでのアルバムの売れ行きはよさそうだね。

Rob Mailhouse: そうだね。最近はかなりおちこんで いたんだ。なぜかというとレーベル(Zoo Entertainment)がビジネスを止めてしまったからね。 それはいちかばちかだったよ。やっぱり努力するけど夢も高いんだ。ドーン!。お手柔らかに頼むよ。

Bret Domrose:僕達はきちんとまかせられるレーベルを探していたんだ。 あるときメジャーなレーベルからぞっとするような男がやってきたんだ。これからも僕は契約したいなんていわない だろうけど彼はこんな感じだった。「我々はキアヌといっしょに仕事がしたい。でDiane Warrenと仕事をしてほしいんだ。きっと すばらしいヒットを出してみせるよ。」だけど僕達は「出ていってくれ」といって断ったんだ。

Dogstarはむしろキアヌのバンドとして見られることを受け入れることができますか?

Mailhouse: うん。そうだね。ぼくのバンドだ(笑)。 いつだってそんな感じだ。あっているよ。

Domrose: でも今もそうだけどそんなに悪いことではないよ。 質問は今は音楽をベースにした質問が多いもの。3年前は僕達は歌のタイトルさえ覚えてもら えなかったんだぜ。僕達はファンに「キアヌを見に行こうよ」というのから変わってきたのを 感じているよ。観客はキアヌを見に来るお客さんだけじゃなくてその何人かは僕達の音楽が好 きで再びやってきてくれているんだ。ある意味ですごいことじゃない? 僕達はたくさんのチケットを売ったわけではないんだけどチケットを売ったというのは事実だよ。 ほんとうに一歩進んだっていう感じだよ。

Mailhouse: それが僕達がハッピーな理由だよ。そして何かふっきれたんだ。 以前、僕達はライブのパフォーマンスでいつも人々に不思議がられたんだ。「それでレコーディングしたの?」 って。僕達はスタジオでの技術をライブで出すことができなかったんだ。

その変化はキアヌも大歓迎だろうね。

Keanu Reeves: バンドで友達とベースを弾いているのはとても気持ちがいいよ。スペクタクルというわけではないけど。 僕はバンドによって原点を見出しているんだ。すばらしいよ!

バンドをいっしょにやっていくにあたって何かを達成するときにたいへんだったことは?

Reeves: うーんとね。僕は過去5年間にだいたい平均して1年に5ヶ月いっしょにすごしたんだけど 僕達が街にいるとき、バンドにとても集中できるんだ。僕達はコンスタントに3ケ月は いっしょにいるようにしている。USやヨーロッパのツアーに行くときもその前に僕達は ロブの家のリハーサルスタジオに1ケ月こもって歌を書いたりリハーサルをしたりしたんだ。

Our Little Visionary からHappy Endingまででどんな成長があった?

Reeves:僕はより音楽やギターのきめが細かくなったと思う。 そして歌の組み立ても洗練されてきた。ぼくはさブレット、君の詩なんだから君がしゃべってくれた ほうがいいと思うな。

Domrose: そうだね。詩は全部ぼくの個人的な経験に根ざしているんだ。いくつかはフィクションがあるけど。 またいくつかはまったく違うものを含んでいるんだ。ニュースとか僕が出会った人だとか。 僕は人から話を聞いてそれを描き出すのが好きなんだ。例えば"Stagger"のように。あの曲は 僕達が日本に行ったときアトランタオリンピックで爆弾事件があった(註:1996年7月26日)。人々は自分の人生を生きて 楽しんでいるのに、一方爆弾で吹き飛ばされ誰かは実際に死んだんだ。 僕にとってはそれこそがアメリカだった。君は夢を持っているだろ。それは危険なものかい?生きるのに幸福になるのに 危険に出会う必要があるんだろうか?僕は僕の国の「正義」からきたテロ行為にインスパイアされてこの曲を書いたんだ。

またアルバムの中の素晴らしい歌がありますね。"Cornerstore"はグループで作ったようですね。その曲のできるプロセス はどうでしたか?

Reeves:これはオーストラリアで書いたんだ。僕はちょうどマトリックスの撮影中で 僕がはとても甘いメロディーを引き始めたんだ。そしたらロブがそれに合わせてくれて、そしてブレットがまたその 上に合わせたんだ。"これは何?"僕達は息を合わせて演奏していた。そしてブレットが紙をつかんでその上に歌詞を 書き始めたんだ。

Domrose:それはDogstarにとってとてもすごい体験だったよね。 僕達は歌を作ることに境界や限界を考えないんだ。ときどき何かを書いているとき、それって本当に味気ないんだけど 僕達やめられないんだよ。僕達は単に書くのをそのまま続けるか、後にするかを決めるだけなんだ。 "この感じヘビメタすぎるね"とか"この感じはやさしすぎるね"とかの何かしすぎるとか全然僕達考えないんだよ。 単純にプレイしてみて組み立てができそうだなと思ったら、ときたまいい曲になったりするんだよ。

Reeves: "Cornerstore"を作るときに面白かったのは今までにはないメロディーを作ったことなんだ。 Bretは店にやってきた盲目の女の子を想像して歌詞を書いたんだ。そしてこの曲のイメージに合うように 歌詞をかいんたんだ。ほんとうにかっこよかったよ。

このアルバムを制作するにあたって, Richie Zitoと Michael Vail Blumがプロデゥースしましたが 彼らとはどんな感じでしたか?

Domrose:いやあ。。。よかったですよ。

Mailhouse:OK, ここだけって意味ではないよ(笑)

Domrose: Michael Vail Blumと僕達が関ったのは彼がたいへんな時期だったと思うんだ。 彼は別の個人的なアルバムを作ろうとしていたんだ。でDogstarは十分な考慮がされた とは思えないんだ。彼は僕達が作った何本かのデモテープよりもあまり音がよくなかった。 理由はそうなんだ、彼の中にはDogstarのことなんてなかったんだよ。Richie Zitoがやって きて僕達の音楽を手にとったんだ。そしてみんなそのとき音楽機材や音のトーンに驚いたと思うんだ。 僕達は3トラックを切りなおして、さらにそれに30000ドルつぎこんだんだそれが最上の ぎりぎりの選択だった。

Reeves:Zitoはドラムや いろんないくつかのアイディアを出してくれたんだ。 そしてそれはとても良い感じだった。それに対してMichael Vail Blumはそんなことは全然なかった。 "僕はこの歌が好きだけど僕はすべて作りなおしたいと思うんだ"なんていうんだよ。 彼といっしょにいるとバンドでさえなくてキューズムの絵のなかのバンドだよ。 Zitoはいくつかの歌を残してくれた。また僕達の歌に対して確かな考えももっていた。彼は とても想像的で積極的でそして天才だよ!

Carpenntarsの"Superstar"をカバーしているのはカーペンターズのようなスーパースターになりたいからですか?

Domrose:僕達全員てこと? 僕はずっとラジオから流れるこの曲を聞いてそだったんだ。この曲が好きだろうときらいだろうと これはずっと僕の頭の中にあったんだ。僕達はかっこいいドラムの曲をいれたかったんでこの曲を 選んでみたんだ。よかったと思うよ。

Mailhouse:僕は Sonic Youth's version を覚えているよ。で「こいつはすごいメロディだ」と思ったものさ。 僕達はどのようにして活動をあきらめるかって思ったことはないよ。僕達はただ、3人とも潜在意識の下ではすっごくハイになって ことにあたってきたってことをようやく学んだんだ。


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